工事部 工事課 副長

2010年入社

OHKAWA Natsuki

大川 夏樹

1975年生まれ、北見市出身
北海道立北見工業高等学校 電気科 卒業

取得資格
1級電気施工管理技士/第1種電気工事士

Career

経験者だからこそ磨ける技術

 エスケー電気に入る前は、二つの企業で仕事をしてきました。初めは東京で、その後は北見へ移り、計測器の取り付け工事や配線・配管の施工を手がける計装工事の会社で、電気工事の技術者として働いていました。経験はあったものの、会社が変わればやり方も変わります。この会社では技術的に複雑な仕事も多く、私にとってはそれがモチベーションになっています。今は工場などのプラントの仕事において、各制御盤に正しく接続するための資料を作成したり、ケーブルラックや配管などが所定の場所に収まるよう図面に修正指示するなど、現場を円滑に進める役割を担っています。

Works

作業する側の視点に立った工夫を

 自分が作業する立場だったとき、図面の表現がわかりにくいことが多くありました。今は施工図を描く側になり、作業する人の視点に立って図面や資料を仕上げることを心がけています。それが結果として、作業効率向上や円滑なコミュニケーションにつながり、不要なミスを削減することで、会社全体の利益にも貢献することになるからです。実際の作業においても、施工図をもとに複数の人間が関わりながら一つの現場を造りあげていきます。一人一人が品質を守りながら仕事をすることの価値。私の描く施工図が、その価値を生み出す一助になるよう工夫を重ねています。

Vision

3Kから最先端な職種への移行

 これまで「キツイ、汚い、危険」な3K職業の一つに挙げられていた電気工事ですが、そのイメージも払拭されつつあります。デジタル化や技術の進歩によって、タブレットを駆使しながらスピーディに仕事がこなせる、魅力ある業界と言っていい。むしろ今の若い世代にとって、将来性の高い職種として働きやすくなっています。技術の変革とともに効率化も進み、作業そのものはアナログでも、タブレットを持ち、ソフトやアプリを活用しながら仕事を進めていることは確か。この先も新しい技術の開発と発展により、これまでの印象とは違う将来性の高い分野へ移行していくだろうと想像しています。

1日のスケジュール

8:00出社・全体朝礼終了後、作業者との危険予知ミーティング
作業内容、施工方法の確認や現場の立入禁止場所、危険ポイントなど
安全注意事項を話し合い、工事車両が有るときは点検を実施
8:15作業開始と共に現場の進捗状況が予定通りに進んでいるか確認
現場の巡回、点検、指示、工事写真の撮影などを行う
10:00休憩
休憩中に作業者との打合せ、作業場の問題点がないか確認
10:30現場事務所で施工図等の作成、及び使用材料の数量確認や手配
12:00昼休み
13:00再び、現場内を巡回して作業状況等確認後、現場事務所に戻り施工図を作成
15:00現場ミーティング
現場に携わる建築担当者、機械設備担当者と明日以降の打ち合わせを行い、
決まった細かい工程などを、協力会社の各担当者と打合せ
15:30現場事務所で引き続き事務作業
16:45現場の後片付け、屋外では飛散物が無いかなどの確認
17:00明日以降の準備・段取り、工事写真の整理
18:00本日の作業内容の報告書を提出し、退社

Message

私は中途採用として入社しましたが、どんな現場でも自分の意志をしっかり持って、意見を言うことを大切にしています。たとえ考えの相違があっても、議論を深めることは結果として仕事の品質向上にもつながるからです。皆さんが持っている強みや経験を生かしながら、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。